子犬の社会化期について

子犬の社会化期について

社会化期については以前よりその重要性は認知され、子犬を迎えたらまずは社会化と言われるようになってきました。
細かく分けていくととても難しい事のように感じられるかもしれませんので、ここではポイントを分かりやすくお話ししたいと思います。

社会化期とは子犬の頃のまだ恐怖心があまり無く様々な人間を含む生き物や環境に慣れやすい時期で、この時期に受けた刺激は生涯に渡り影響を及ぼすと言われています。
個体差はありますが大体生後3ヵ月~4ヵ月頃までで終わり、小型犬より大型犬の方がゆっくり育つのでやや社会化期は長めになる傾向があり、その後は見慣れない人や物に警戒心を抱くようになります。

子犬が母犬や兄弟と離れ家庭に迎えられるのに適した時期が生後2カ月半前後ですから約1ヵ月~2ヵ月位の間に様々な人や物に継続的に慣らす必要があります。
例えば家族以外の人間、小さな子供からお年寄り、杖をついた人、車いすに乗った人、人間だけでも様々ですが、他にも車やバイク等の動くものにも慣らしましょう。
バイクだけでも昼間のバイクと夜のバイクはヘッドライトで違って見えるかもしれませんので継続的に慣らす必要があります。
ただし、子犬をあまり疲れさせ過ぎたり過度に怖がらせたりしないように愛犬の様子を良く見ながら行ってください。

ワクチン未接種の場合は不特定多数の犬が排泄する場所を歩かせる等は避けた方が良いので抱っこして歩きましょう。

家庭に迎える前に母犬や兄弟達と遊びながら子犬は様々な事を大変なスピードで吸収しています。
その中でも攻撃抑制を学ぶ事はとても重要で、咬みすぎると痛い事などを学びますが家庭に子犬を迎えてからもパピークラスなど他の子犬と会うことの出来る機会には積極的に参加し社会性を身につけさせて下さい。

最後に、子犬の社会化について書きましたがこの時期に慣れさせる事が出来なかったから今後はもう慣れないと言う事ではありません。
私達大人も子供の頃の様に公園で初めて会った人と遊ぶような事は出来なくともお互いを知り友人になれるように、犬が成犬になっても少し時間をかければ様々な事に慣れる事が出来ますし、成犬で家族に迎えてもかけがえのない家族になる事でしょう。
また、前述したように子犬を迎える事はとても時間のいる社会化をする事に加えてトイレトレーニングやハウストレーニング等も同時に行い、長時間の留守番も出来ない為、時間的な余裕の無い方は成犬を迎えるのが良いでしょう。